gr@phic社のダイレクトパネル印刷が想像以上に良かった話。

先日、JRの阿佐ヶ谷駅と高円寺駅の間の高架下をJR都市開発さんにお借りして写真展を行っていました。 会場は釘打ちができない会場だったので額装は避けようと考えました。しかし、会場が思いのほか広く(広いというか天井が高く)A3ノビ程度では小さく感じそうだったので、自宅でのプリントは諦めて印刷会社さんに発注することに。 2日間だけの展示だったのであまりコストかけすぎるのも……と、お財布と相談していたのですが(この展示のためにGRIIIも買ってしまっていたし)、プリントして木製パネルに貼るとか、マット仕上げにするとか考えていましたがどうにも高くつく。パネル貼り(パレパネとかピタパネとか)にしてもそこそこかかる……と調べていた中で見つけたのが、タイトルにあるグラフィックのダイレクトパネル印刷でした。
他のパネル印刷メニューと比べて、印刷品質は「並程度」という説明が気があったりしましたが、なんとなくグラフィックさんは高画質な印象があったのでダメもとで試すことに。なおコストは変形A2(全紙より一回り小さいくらい)で1枚あたり3,000円くらいで収まりました。
こちらが展示の様子ですが、会場が広かったので全紙相当でもやっと……という感じ。
中央の写真を拡大
左側の窓の部分をアップで(左右のボケは斜めに撮ったため)
どうでしょう。若干テクスチャ感もあって悪くない感じ。高精細を追い求めたり、アーカイバルとか考えなければ全然アリだと思います。ちなみに「ダイレクトパネル印刷」じゃなくて「貼り合わせパネル印刷」にすると紙の種類も選べます。すこしコストは増すけど。

写真サイズのメモ。

いつも忘れてしまうので自分用のメモ。

写真サイズとinch表記とmm表記

写真サイズ / A判用紙サイズinchmm比率
(参考)一般的なデジカメ1.5
(参考)35mm判24 x 351.45
(参考)45判4 x 5101 x 1271.25
八切6.5 x 8.5165 x 2161.30
六切8 x 10203 x 2541.25
A4210 x 2971.41
四切10 x 12254 x 3051.2
大四切11 x 14279 x 3561.27
A3297 x 4201.41
A3ノビ329 x 4831.46
半切14 x 17356 x 4321.21
小全紙16 x 20406 x 5081.25
A2420 x 5941.41
全紙18 x 22457 x 5601.22
大全紙20 x 24508 x 6101.2
ニールセンなどのギャラリーで利用しているフレームでよく使うマットサイズは
  • 大四切(11×14)
  • 小全紙(16×20)
  • 大全紙(20×24)
  • (ギャラリーなどでは24×30なども使うようだが個人的には大きすぎて扱えない)
で、プリントサイズは以下のあたりが個人的には扱いやすい。
マットサイズ
大四切(11×14)小全紙(16×20)大全紙(20×24)
六切(8×10)※1
A4※1
四切(10×12)
大四切(11 x 14)
A3
A3ノビ※2
半切(14×17)
小全紙(16×20)
※1:余白を多め(四辺に約2.5cmずつくらい)にプリントするとちょうど良いと思います。
※2:A3ノビに比率1.25くらいで印刷し、長手方向を切り詰めて「小半切」とも言えるようなサイズで使うこともある。A3ノビは入手性が良いので使い勝手が良い。

よく使うマット抜きサイズ

基本的には都度採寸してオーダーするが、既成マット使う場合のマット内寸のメモ。
  • フジカラー マットパネルDX
    • 全紙:410x520mm
  • DNP ギャラリー
フジとDNPで全紙の内寸はたまたま同じだけど、気に入った既成額の内寸に合わせてプリントサイズ決めておけば、ちょっとした展示は安く対応できるかも。

Ricoh GR IIIとファーストインプレッション。

写真展への出展に誘われたのですが、今回の展示テーマが土地に根付いたものだったのでここしばらく撮っていなかったスナップ写真をまた撮ってみようと思い立ちました。 スナップの時にはMinolta CLEだとかLeica DIIIを使っていましたが、フィルムを使うのが面倒な環境になってしまった(自家現像すればよいといえばそうなのですが)こともあり、代わりのカメラを探し続けていました。が、今まで手に入れずじまいでした。 使うなら高級コンデジのカテゴリと思っていたのと、以前使っていた初代GR Digitalが手に馴染んだこともあってGR IIIを購入してみました。最初は中古が安くなってる無印GRかGR IIあたりのつもりでしたが、勢いでGR IIIにしてみました。
HDR調
まだ適当に少し撮ってみただけですが、思っていた以上の画質や操作レスポンスの向上と、期待していなかったイメージコントロールが使いやすかったです。逆に期待していた通信まわり(BluetoothとかWifiとか)は反応遅くて少し期待外れでした。バッテリーの持ちとか考えたら仕方ないのかもしれないけど。 上の写真はイメージコントロールの「HDR調」です。晴天下の影と一緒に写し込んでもシャドウがこれだけ明るく補正してくれるのは楽で良いです。 ハイコントラストはお手軽に森山大道氏風になりますし、デジタルで再現するクロスプロセス(調)というのも割と否定的だったのですが、お手軽にオシャレ写真撮るには使いやすいです。いざ作品作りに使うかと言われるとまだ悩ましいですが。

アルカスイス互換クイックシュー。

2009年に書いた新たな雲台と三脚を求めて……。その4。にある通り、我が家の三脚はSLIK エイブル300脚 + ハスキー3D雲台 + ベルボンマグネシウムクイックシュー(QRAシステム)です。このうちベルボンマグネシウムクイックシューは2004年頃から愛用していてすべての雲台とカメラの取り付けられるくらいは揃えました。

しかし2010年頃からアルカスイス互換クイックシューが流行り始めました。最近機材を買い始めた人や、機材をマメに刷新している方はもうほとんどアルカスイス互換で固めているようです。流行り始めた頃に「アルカスイスの特許が切れたから互換品が増えた」みたいな記述を見た気がしますが、改めて調べてもソースが見つかりませんでした。

それでも愛用しているベルボンはQRAシステムを出し続けていたので愛用していたのですが、去年ベルボンもアルカスイス互換マウントを出し始めました。ちなみにジッツオもマンフロットもスリックもすでにアルカスイス互換マウントを出しています。

ここまで来てしまったら他アクセサリとの互換性なども考えても乗り換えるべきかなぁ、と思うので乗り換えに向けて調査していこうと思います。あちこちで語られていますが、アルカスイス互換は規格化されておらず、勝手互換なのでメーカーによって相性があるそうな。

高級品としてはアメリカのReally Right Stuff, Kirkあたりがあるようですが、手頃なものだとSunwayfoto, Smallrig等の評判が良いようです(Smallrigはクランプ類で使っていますがなかなか良い印象です)。
他にもAliexpressで探すとBEXINというメーカーが随分売れていたりするようです。

互換性などを考えるとQRAシステムは悩まずにすんだのですが、色々見てみようと思います。

散歩撮影。

FD35mm F2とFD200mm F2.8のテストを兼ねて近所を撮影していました。FD100mm F2.8も持ち出していましたが、こちらは出展することにしたのでまたのちほど。

ただFD100mmって逆光で画面全体に影響出るタイプのフレアが出ることを覚えました。光源入れてなくても画面全体に霞がかかったような感じにコントラスト低下を起こします。絞っても改善されませんでしたorz 時代的に仕方がないのか、レンズの曇りなどによる影響か。どちらにしても古いレンズですし無理は効かないですね。

「40mmは大好きでも35mmは何となく苦手……」と思っていましたが、サクサク違和感なく撮っていました。40mmと大差もないはずだし苦手がなくなってよかった。


α7II + FD35mm F2


α7II + FD200mm F2.8

デジタル一眼レフの現像フローに関するソフトウェアまとめ。

本職の都合で数年単位のブランクを置きながら写真創作活動していますが、この10年くらいソフトウェア面でいろいろと変化を感じてよくわからなくなっているので整理したいと思いました。

忘れているソフトウェアもあるし、新しいものを知らないものもあるので定期的に更新していきたいと思っています。

デジタル現像フローの工程

  1. 選定
  2. 現像/レタッチ
  3. プリント/RIP

選定

  • Adobe Lightroom Classic [Win/Mac]
    おそらく現在の主流。Adobe CCのPhotoプランなどに同梱。Midi2LRでMidiコントローラーでの操作に対応
  • Adobe Lightroom [Win/Mac]
    クラウドとの親和性を高めたバージョン。よくわからない。
  • Adobe Bridge [Win/Mac]
    今はLightroomを使うのが主流? CS5.5の頃に使っていた
  • Darktable [Win/Mac/Linux]
    OSSのLightroomクローン。midiコントローラーへの対応は目下開発中。

現像/レタッチ

  • Adobe Lightroom [Win/Mac]
  • Adobe Lightroom Classic [Win/Mac]
  • Adobe Photoshop [Win/Mac]
    いわずと知れた業界標準ツール。
  • Gimp [Win/Mac/Linux]
    使い勝手はともかくPhotoshopと大体同じようなことができる(最近はAdobe Senseiとかで差別化されている印象)。
  • Affinity Photo [Win/Mac]
    近年急速に人気が集まっているツール。Photoshopと大体同じようなことはできるが、独自のワークフローを構築しているので若干学習は必要。
  • Darktable [Win/Mac/Linux]
  • RawTherapee [Win/Mac/Linux]
    OSSのRaw現像ツール
  • Luminar [Win/Mac]
    旧版のLuminar3は無償配布されています

プリント


当面はDarktable + Affinity Photoで試そうと思っています。

透明アクリルへのサイアノプリント改善。

2017年の3月に出展したグループ展で透明アクリル板へのサイアノプリントを初めて行いましたが、定着が甘く水洗不十分により会期中にどんどん絵が黒くなってしまっていました。

2019年の3月にも実はグループ展に参加しており、ここでも透明アクリル板へのサイアノプリントを行い大幅に改善できたのでメモ。ネガ作成と、紫外線露光は変えていないので印画版作りの部分だけ。

印画版の準備

今回は絵の具は入れずに純粋なサイアノタイプとして作っています。

材料

  • 無色透明のアクリル板 1mm厚 11×14(大四切)
  • サイアノタイプ感光薬(古典タイプ) 10mlもあれば足りるはず
  • 5% ゼラチン溶液
    • 粉ゼラチン0.5g + お湯10ml
    • 0.5gで作るのは難しいので2.5g+50mlとかで
  • フィニッシャーズ マルチプライマー
    • 模型用の下地剤、なくてもいいかも

作成手順

順番にアクリル版に塗布していきます。今回は薄くまんべんなく塗布するためにエアブラシを使いました。模型用に使っているクレオスの0.5mmノズルのハンドピースを使いました。

エアブラシを使った場合は比較的早く乾燥すると思いますが、ゼラチン層は乾燥が遅いのでちゃんと乾燥してから重ねていってください。

  1. フィニッシャーズ マルチプライマーを塗布。希釈は不要
    • 表面が若干曇る(定着させるために表面を溶かして荒らしている)のでなくてもいいかもしれない
  2. ゼラチン溶液を塗布
  3. サイアノ感光液を塗布

どうやら前回定着が弱かったのはゼラチン溶液が薄かった(2%溶液)ことが原因のようでした。ゼラチン溶液の濃度を上げることでしっかり水洗でき、1週間の展示会期中ほぼ変化なく終えることができました。

散歩撮影。

FD28mm F2, FD100mm F2.8, FD200mm F4のテストで近所で撮影してきました。

全体的に

  • 開放から1〜3段ほど絞り込み
  • 古いレンズだけあって開放は甘すぎた
  • アンダー目に撮影
  • 露出を少し持ち上げてシャドウを少し落とす感じにレタッチ

といった感じ。

特にFD28mmはアンダー目に取るとビネットが強く出るので面白いです(今はビネットを消すのも強めるのも後からいくらでもいじれるからビネットは出ないように撮ったほうがいいんでしょうけれど)。

FD200mmは気に入ったカットが撮れなかったのでリベンジ。FD200mm F2.8 S.S.C.も手に入れてしまったので撮り比べもついでに。

しかし、しばらくまともに写真撮ってないと被写体探しとか構図決めとかのセンサーが鈍りますね。


α7II, FD28mm F2 S.S.C.


α7II, FD28mm F2 S.S.C.


α7II, FD28mm F2 S.S.C.


α7II, FD28mm F2 S.S.C.


α7II, FD28mm F2 S.S.C.


α7II, FD100mm F2.8 S.S.C.


α7II, FD100mm F2.8 S.S.C.


α7II, FD100mm F2.8 S.S.C.


α7II, FD100mm F2.8 S.S.C.


α7II, FD100mm F2.8 S.S.C.


α7II, FD100mm F2.8 S.S.C.


α7II, FD100mm F2.8 S.S.C.


α7II, FD28mm F2 S.S.C.

Sony α。

  • Sony α7II + VG-C2EM
  • 社外品バッテリー充電器
  • 社外品USB給電アダプタ

2020.05.11
もともとMinolta αは長らく使っていたのですが、Sony版αが手頃なフルサイズミラーレスとして圧倒的人気シリーズになったのでLマウント、FDマウントレンズの母艦として導入しました。
本当はα7IIIが欲しかったけどまだ高かったので我慢。予備バッテリーかバッテリーグリップがあればなんとかなることを期待。
レンズは予定通りCanon FDライカマウントをマウントアダプタで使っていますが、Batis 2/40 CFとかSEL24105GとかMACRO APO-LANTHAR 65mm F2とかは使ってみたいですね。しかし気になる現行レンズは軒並み10万円クラスか……遠いな。 2021.06.12
縦位置グリップを全然使っていなかったので手放しました。α7は小さい方がいいな。
バッテリーもたない問題は新しく買ったUSB給電アダプタでまかないたい。そもそも外で長時間撮影する機会が最近ないから問題なさそう。

Canon FD。

  • Canon Pellix
  • FD24mm F2.8 S.S.C.
  • FD28mm F2 S.S.C.
  • FD35mm F2 S.S.C.
  • FD50mm F1.4 S.S.C.
  • FL50mm F1.8
  • FD100mm F2.8 S.S.C.
  • FD135mm F2.5
  • FD200mm F2.8 S.S.C.
  • FD200mm F4 S.S.C.
  • FD200mm F4 S.S.C. 前玉くもり
  • New FD35-105mm F3.5
  • EXTENDER FD 1.4x-A

2020.05.11

気づいたらCanon FDレンズが増えていました。もともとCanonのライカLマウントレンズは好みだったこともあり、世代の近いFD(NewFDではない、old FDとも呼ばれるシリーズの方)が好みにハマりました。
主にα7IIにマウントアダプタ経由で使っています。レトロな移りが好みにハマるならまだまだ現役でイケます。多少エッジは甘いところもあるけど、色ノリも良いし。
Pellixは中古で見つけたので買ってみたけど、ファインダー像が結構暗いので使っていないですね……。


2020.05.17

部屋を片付けていたらFL50mmとFD135mm(非S.C.)とFD200mm F4(前玉くもり)と1.4倍エクステンダーが見つかった。50mmと200mmはともかく、非S.C.(ノンコーティング?)のFD135mmはちょっと気になる。