試行錯誤したところ、ここに書いてある方法ではいま一つうまくいかないことがわかりました。
最新の記事を参考にしてください。
ガムプリントよりゼラチンプリントの方が楽らしい。
The Chiba System 千葉方式の準備を着々と。
このあたりの続きです。
実験開始から8回目の挑戦にしてやっと成功しました。
ついに古典印画デビューです。
もう少し追い詰めればもっと良い感じにプリントできそうですが、ひとまずレシピをアップ。
- フォトショップなどを駆使して超硬調なデジタルネガを作成する(シャドウ、ハイライト部のディテールを失う程度に硬調に調整して、モノクロ2値化(ディザ分散)して、階調反転した画像をOHPシートにプリントする)
- ゼライス0.3gを精製水5mlで溶かす(湯煎するとよい)
- 2にクエン酸第二鉄アンモニウム0.15gを溶かす
- 3にホルベイン透明水彩ランプブラック(W&Nは高すぎて実験にはもったいなかったので変更)1gと精製水5mlを加えて溶かす(冷えて固まらないように注意)。これが乳剤となる
- 支持体(コットマン水彩画用紙)表面に1.5%ほどのゼラチン溶液(ゼライス0.3gに対して精製水20ml)を幅広のスポンジブラシでムラなく薄く塗布(厚く塗ると現像時にゼラチン膜が剥離する)
- ドライヤーで乾燥
- 上記の処方で作った乳剤を適当に薄く塗布(ムラは味になるが、重ね塗りはゼラチン膜剥離の原因となる、色を濃くしたければ絵の具を多くする)
- ドライヤーで乾燥
- コンタクトプリンタに支持体とネガをセットする
- 電球型ブラックライト(≠ブラックランプ)とクリップ式ライトスタンドを使って、印画紙10cmほどの距離に光源をセットする(用紙サイズに応じて調整)
- 2分間露光
- 速やかに現像バットに用意しておいた0.3%過酸化水素水(オキシドールの10倍希釈液)に5秒ほど漬ける
- 過酸化水素水を捨てて、40度ほどのぬるま湯をバットに入れる(水流が直接乳剤に当たらないように注意)
- 現像バットを揺らしながら何度かぬるま湯を交換しつつ、絵の具が溶け出さなくなるまで揺らす
- 取り出して乾燥して完成
すべての作業は日光の入らない蛍光灯下で作業可能です。普通の(紫外線の出ない)蛍光灯だとどんなにあてても(6時間ほど)ほとんど反応しないことは確認済みです。
どんなプリントになったかは、紙が乾燥し次第後ほど。
実験途中からウィンザー&ニュートン アーティストカラーからホルベイン透明水彩(HWC)に変更しました。理由はコスト、なんせW&NはHWCの3倍以上のお値段です……。小学校で使う水彩絵の具よりもはるかに高級なHWCよりもさらに高級な絵の具なのです。さすがに失敗続きの実験には使い続けられませんでした。
あと、レシピ公開にあたって一応入手性も考慮。絵の具の単色売りするような大きめの画材屋ならW&Nは扱っていなくてもHWCは扱っているはず。AmazonでもHWCは単色売りしてるし。
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チバシステムでのプリントとても興味があります。作例などお見せ頂くことは可能でしょうか?
「はいっ」とすぐにアップしたいところなのですが、正直アップできるレベルものはできていません。
もうしばらくお待ちいただければ次回展示に向けての準備の中でアップしていきたいと思っています。
RSS配信も行っていますので、よろしければ今後ともウォッチしていただけると幸いです。
ちなみに参考までに、チバタイプ(チバシステム)でのプリントの風合いはほぼガムプリントと同様です(少なくともWEB上では大きな差は感じられないかと)。
以前に本サイトで紹介したBillymabrry.comの作例が参考になるかと思います。
http://www.billymabrey.com/Gumgallery.htm
正直私がこのレベルに達するにはかなり時間がかかりそうな気がしています。
参考になれば幸いです。
MooMoo様
作例楽しみにしております。ちなみにガムプリントの場合にはカラープリントが可能のようですが、
チバタイプでも同様にモノクロネガからはモノクロプリント、カラーネガからはカラープリントに
プリント可能なのでしょうか?
LUFTZUG様
7月中にはなんとか作例をあげられるよう努力します。
ちなみにチバタイプでもガムプリント同様に多重プリントによってカラープリントが可能なようです。が、まだまだそこに至るには時間がかかりそうです……。
LUFTZUG様はガムプリントではカラープリントをされていますでしょうか。もし経験者でしたらそれぞれの色に使った絵の具や、濃度についてコツなどありましたらご教授いただきたいです。
[...] いろいろやってみたところ、以前書いたエントリ(「ついにチバタイププリントが出来た。」)の通りだとうまくいかないことがわかりました。 [...]