CP+御苗場に出展しております。

3/11(木)~3/14(日)に開催されるアジアを代表する写真関係のエキスポCP+の中で行われる『御苗場』に出展しています。
展示ブースは#058。本名での出展となります。

今後の展示予定は

  • 青空写真市場(予定)
  • 3000円で売りましょ買いましょ3rd.(あれば参加)
  • デザインフェスタ(確定、5/15-16)
  • 初個展(夏下旬ごろ予定)

となっています。

どのイベントでも販売もやっていますので、興味を持っていただけたならぜひ。
ちなみにお値段は「CDアルバムを買うようにオリジナルプリントを買える世の中」を目指しているので、お手頃アートとして買える値段で販売しています。基本はオリジナルプリントで5,000円。紙を変えたプリントで1,000円と言った感じです。個展ではギャラリーとの兼ね合いでもっと高くなるかも。
個展では写真集も作ります。乞うご期待!!

で、ブースを見てここにアクセスしてきてくれた方のために作品解説。

今回の『定点観察 – fixed-point observation』は、その名の通り私が撮り続けている『定点観察』シリーズの最新作です。
通常「定点観測」と言いますが、あえて「定点観察」としているのはあくまでそこにいる人や物を見ているだけ、という記録に残して見続けるというわけではないよ、というニュアンスを出せればとの思いによるためです。
生活の一部を観察するというコンセプトなので、撮影地は私の住居の近所や、よく遊びに行く街が多いです。

今回の撮影地は日暮里駅そばの谷中商店街を抜けたあたりの印刷所がある道です。シャッターが閉められた建物の前で4×5の木製暗箱を使って撮影しました(蛇腹が付いている木製カメラで10cm x 12.5cmの大型フィルムを使います。主に布をかぶって操作するやつです)。

道の端にカメラを設置してよさげな瞬間が訪れるまで待ちます。子供に「あの人なにやってるのー?」なんて言われるのももう慣れました(笑)

ここから制作方法について書きます。
興味のない方は読み飛ばしてください。

撮影した黒白ネガフィルムにはPyrocat-MCという現像を行います。
これは染色現像と言って、通常銀によってネガを作るのですが、染色現像では銀半分、薬品による染色半分でネガを作ります。通常黒白フィルムは灰色っぽいネガになるのですが、染色現像をすると薄茶色いネガが出来上がります。
(余談ですが、Pyrocat-MCという現像液は製品では売られていないので、薬品を買って家で調合して作ります。これがまた楽しい!)

プリントはサイアノタイプ(日光写真とか、青写真ともいうプリント技法)を使ってプリント。
薬品2種類を水に溶いて水彩画用紙に塗って、ネガと重ねて紫外線を当てて、最後にお酢を少し入れた水で洗うことでプリントしています。使う紙や、薬品の塗り方によって仕上がりが変わってきます。今回はデネブという高級水彩画用紙を使用して、刷毛で1度塗りで作りました。

このままでも深い青の綺麗なプリントになるのですが、今回のプリントは青と茶色の色あせたようなプリントです。ここからが一番作っていて面白いところ。
まずは乾燥させたプリントを塩を入れた紅茶につけます。で、軽く水洗いしてから炭酸ソーダの1%水溶液に浸すと、青が一瞬黒に近いほど濃くなり、その後どんどん消えて若干薄くなった茶色いプリントになっていきます。
で、最後にもう一度水で洗うと色が褪せていくのでタイミング良く水洗いをやめて乾燥。

こうやって今回のプリントは制作しました。

感想など残していただければ、小躍りして喜びますのでコメント欄からよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です