EIZO FlexScan S2410Wのモニタ調整。

というわけで写真仲間のiMacのモニタ調整をしたり別の写真仲間がキャリブレータを購入したりで、カラーマネジメント熱が高まっております。

で、巷で「目潰しパネル」「ムスカパネル」と悪評高い我が家のFlexScan S2410W-Rの調整をしてみました。

  1. デスクライト(Zライト Z-208 B ブラック三菱オスラム ルピカ FL20SS EX-N)でモニタ周りの環境光を5000Kに調整(思いのほか明るく、かなり高い位置にセットしても640cd/m2を確保)
  2. モニタ側で色温度を5000Kに設定
  3. Adobe Gammaで目視のキャリブレーション
  4. デジカメのWBを5000K固定→RAWで画面を撮影して5000KでRAW現像にてカラーバランスを確認(レンズの色転びは無視)
  5. 合わないのでいろいろやってたら、モニタの明るさを45%(約160lx)、色温度設定を5500Kにすると良い感じになった。経年劣化でバックライトの色温度が低下している様子
  6. ScreenManagerでRGBのゲインを追い込んで約5750Kに設定(G1%, B3%で250K分の様子)

これで大体、手元の各種用紙とモニタの白が似た感じになりました。
カラーバランスも見た感じ悪くはなさそう。プリンタとのマッチングはこれから。
おとなしくColorMunkiを買ったほうがよさそうだ。

にしても稼働時間5000時間強、使用期間3年でもバックライトの色温度って結構激しく低下するものなんですね……もしかしたら調整がイケてないだけかもしれないけれど。

iMacでのモニタ調整。

持っていないけどiMacのカラーキャリブレーションについて。

買ったらまず

  1. システム環境設定>ユニバーサルアクセス>表示>コントラスト調整、を左端に設定
  2. システム環境設定>ディスプレイ>ディスプレイ>明度、を左端に設定
  3. システム環境設定>ディスプレイ>カラー>補正、からソフトウェアキャリブレーション

最低これだけやらないとまともに色が見れませんでした(第二世代?intel mac, MacOS X 10.4.x.x)。

チバシステムでのプリントに精進した。

とうわけで大分上達したのでプリントを公開してみます。
20091003-日暮里散歩(チバタイプ)
色はホルベイン透明水彩のバーントアンバーとランプブラックを2:1で混ぜています。

いろいろやってみたところ、以前書いたエントリ(「ついにチバタイププリントが出来た。」)の通りだとうまくいかないことがわかりました。

薬品

下地

  1. ゼラチン 0.3g
  2. 精製水 20ml

混ぜて湯煎して溶かすだけ。

感光材

  1. A: ゼラチン 0.2g
  2. A: 精製水 5ml
  3. クエン酸アンモニウム鉄(III)(緑色) 0.2g
  4. 透明水彩絵の具 1g
  5. 精製水 5ml

Aを混ぜて湯煎して溶かして、クエン酸アンモニウム鉄を入れて溶かして、絵の具を溶かして、精製水入れて湯煎する。

漂白液?

  1. オキシドール 50ml
  2. 水道水 450ml

混ぜるだけ。

処理手順

印画紙の作り方

  1. 支持体(コットマン水彩紙(中目)がオススメ、コットマン水彩紙(細目)はより高解像になる。リンク先は値段の桁を間違えている様子、注意)に下地を薄く塗る。湿らせた幅広のスポンジブラシで塗ると楽。
  2. ドライヤーで乾燥
  3. 支持体に感光材を塗る。ここで均一に薄く塗るのがコツだが、筆で塗った方が刷毛目が出て雰囲気が出る。
  4. ドライヤーで乾燥
  5. 出来上がり

デジタルネガの作り方

THE ALCHAMIST’S PLACE – ScanDotCalcインストラクションを参考に作り方を見直しました。
トーンカーブの作成部分を全部飛ばして、Digital Negativesで配布しているEpson 2400(=PX-5500)用のトーンカーブのOHP-Pdというトーンカーブを流用。

焼きつけ

  1. 印画紙にデジタルネガを重ねて密着させる(コンタクトプリンタがあると便利)
  2. ブラックライト光源を印画紙から約10cmほどの距離に設置(こういうライトこういう電球型ブラックライトを使うと楽)
  3. 20分間露光
  4. 露光後、速やかに漂白液に30秒ほど浸す。特に像面を液に浸すようにする
  5. 40度程度のお湯で洗う。画像面に水流を当ててハイライトを抜いていくイメージで
  6. 乾燥
  7. 出来上がり

二重、三重と焼きつけるときは、下地、感光材を再度塗って、焼きつけを行う。
CMY(+K?)の多重焼きをすればカラープリントもできるはず。

ColorMunki Photoを夏頃をめどに買いたいな、と。

PIE2009で名刺交換したシュリロトレーディングの営業事業部長さんからフレックスタイト848の中古800k程を購入するというのも魅力的なのですが、B&HでカラーキャリブレーションツールのColorMunki Photoが送料込みで日本円換算で45kほどとお安いことに気がついたのでグラグラグラ。
この値段でモニタとプリンタのキャリブレーションができれば、今まで無駄になっていたテストプリントの山が激減して結構簡単に元が取れそうな予感(ピクトランならA4で150枚分、ジャーマンエッチングなら110枚分)。そう考えるとデジ一眼よりもだいぶ投資効率は良さそうだ。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その3。ブース番号070。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その2。
の続きです。

今日はエプソンショールーム「エプサイト」に併設されているプライベートラボでプリントを行ってきました。
というか朝までデータ作り&テストプリント→仮眠→家を出る直前までデータ調整、とか相変わらずのギリギリ作成。さらにその間に荷物とか届くし(これは別途エントリ書きます)。

で、初めてプライベートラボでPX-9550を使ったのですが、プリンタドライバのクセをつかむのに2時間ほどかかりましたが、プリント速度も結構速く、使いやすいプリンタでした。というか非常に欲しい。置く場所ないけど。
プライベートラボの利用レポートはまた別途書きますが、初利用で出展直前に1日だけで済まそうと考えたのは危険でした。午後利用(14:00-16:00、18:00まで延長可)だったのですが、10分ほど時間超えてしまいました。ごめんなさい、エプサイトのスタッフ様。

印刷したのはB0ノビを1枚、全紙を5枚(A1ノビ3枚分)。利用料、紙&インク代合わせて16kほどでした。自分でプリントできてこの値段というのは非常に安いと思いました。しかも10%ポイント還元付だし。元採れているのかな?

帰りがけに世界堂でスチレンボード(発泡パネルってこういう名前だったのね)を買いあさってきました。さすがに大量になるとスチレンボードでも重いですね……。
帰宅ラッシュ時間帯の新宿駅から日暮里に帰宅したときにはあまりの疲労でバタキューしました。
さて、残った作業は

  • パネル張り
  • 赤帽予約
  • 感想帳作り
  • 名刺づくり

といったところ。今回は気合いが乗っているので準備が順調です。

ちなみに今回の出展作品は6枚組の組写真1点勝負です。他には過去作もブックも持ち込みません。今回の展示ではブース内配置も含めて1作品という考えで臨んでいるので余計なものは入れたくないのです(自己紹介パネル、感想帳ですら表現意図に組み込むつもり)。
今作は前回好評だった組写真『帰路』から2年を経て、新作の組写真作品となります。ブース含めて作品とするのは写真作品で見る側とのインタラクティブなコミュニケーションを気づくことができないものか、という試みのためでもあります。

ちょっとだけネタばれすると……
表現意図のひとつに「時間の流れ」があり、それを効果的に感じ取ってもらうために、写真自体を工夫することで見る側の視線移動を誘導し、また展示に対する行動の流れを誘導できるような工夫をしている……つもりです。
「まんまとやられちまったぜ、ジョニー!!(だれ?)」と思ったら、オーディエンス投票もあるようなので、投票していただけると幸いです。

そんなわけで続きはまた今度。

プリンタの話 その1。

最近各種機材を上位機種に買い変え続けているMooですが、長く使っている入門機材もあったりします。
それがCanonのA4プリンタPIXUS iP4100です。現行機種だとPIXUS iP4600
が後継機種かと思います。

で、iP4100は発売直後に買ったのでかれこれ4年ほど使っているのですが、今だに現役で使っています。
「モニタ通りの色でプリントしたい」と思うと、

  1. 一晩は乾燥させないと色が安定しない
  2. そもそも標準設定では忠実な色再現をしてくれないから細かな調整が必要
  3. 同一設定でも微妙に色が異なることがある

とストレスがたまるのですが、1は染料系プリンタの宿命、2はCanonの家庭用プリンタの特徴、3は低価格プリンタの宿命なので仕方がないといえば仕方がないです。

とはいえ、良い面もあって、

  1. ある程度の画質を保つ最低限のインク構成(染料4色CMYK+顔料K、顔料Kはなくてもいいけど)なのでインクコストが安い
  2. 高速な印刷速度
  3. 名刺、ハガキ、CD-Rなど直接印刷できるメディアがたくさん

という特徴は使い勝手の良いところです。
1は染料Kが重要です。染料Kのないプリンタは写真プリントには向きません。やめた方が良いです。逆に染料でシアン、マゼンタ、イエロー、クロが揃っていれば一万円程度のプリンタで十二分にきれいにプリントできます(色あいの微調整は難しいけど)。
2は意外と重要で、ポストカード(年賀状とか)作ったり、名刺作ったりと大量印刷する際には一枚当たりの数秒、数十秒の差がかなり大きいです。テストプリントの時も遅いとストレス溜まるし、ストレスがたまる機材は大抵使われなくなっていきます(笑)
3は特に名刺サイズへのプリントができることがうれしいです。この手の機種を使っていて物足りなくなると写真用A3ノビプリンタを買い足す人が多いのではないかと思いますが、A3ノビプリンタって名刺サイズは対応していないんですよね。小物を作りたいときにA3ノビだけだと、A4くらいにプリントして切り分ける、とか面倒です。なのでステップアップしても無駄にならない。

といった感じでお家プリント初心者にはお勧めの機種です。
まぁ、この機種じゃなくても上記のような内容を参考にプリンタ選びをすると手頃に良いものが買えるようになるのではないかと。

ちょっと思いついた。デジ→デジタルネガ→手焼き。

2008.08.02
よくオルタナティブプロセスの世界(プラチナプリントとか、パラジウムプリントとか)では密着焼きしかできないために大判ネガを必要とするのですが、最近デジタルネガと言って透明フィルムにインクジェットでネガをプリントして、それを使って密着焼きする、という手法があります。
で、「インクジェット出力するなら何でもネガの元画像に使えるよなぁ」とふと思いつきました。
普段はフィルムカメラ(ネガ)→デジタルプロセス、というワークフローで作品作りしていますが、逆にデジタルカメラ→ウェットプロセス、というのも面白そうだ。利点があるかはわからないけど変わったテイストが作れそうではある。近いうちにちょっと試してみます。


2008.10.14
写真用の透明フィルムってピクトリコグラフィックアーツあたりくらいしかないのかな、大判プリンタ用なので最低でもPX-7500Nクラスが必要になるようです。さすがに300kのプリンタは買えないので432mmロールを買ってA4に切り出して使うことになるのかな。
しかし432mm x 20mで130枚分20kですか。結構高いなぁ。


2008.11.20
ピクトリコグラフィックアーツの製版用フィルムTPS100が手頃なサイズで売られているショップを見つけました。
写真専門の商業ギャラリーで有名なPGIのオンラインストアで取り扱いがありました。
サイズはA4とA3+なので扱いやすいです。値段は切り出しよりも割高ですが、まぁ仕方がない。これなら試せるかもしれない。

英ライソン社のファインアートスタンダード。

メーカーページ
ファインアート製品を多く出しているライソン社の主力用紙。

インプレ。

ピクトランに比べて若干表現できている色域は狭い印象。しかしじっくり見ると階調自体は残っている様子。どちらかというとピクトランの方が階調は豊かな気がする程度。ピクトランではリアリティあるプリントと感じましたが、ライソンは極めて絵画的なプリントになりました。アート商品としてみたときにはこちらの方が所有欲は満たされそうです。

表面のテクスチャーはまさに画材用紙。若干フカフカした印象を受けました。あと、用紙のカット後が手作業のようにちょっと荒くなっています。これも好みの問題かな。個人的には好きです。

白色度はかなり低めで、結構黄色かかっています。個人的にはかなり好ましい。

ただし紙の入手性が非常に悪いのが問題。ヨドバシアキバではA4の20枚入りが3パックだけしかおいていませんでした。銀一でも取り扱いがあるようですが、A3サイズがないと展示には使いにくい。もっと厚みがあれば素敵なんだけどなぁ。

MooMoo-ya製テクニカル情報。

ピクトランと同一でOK。

コスモスインターナショナルのピクトラン局紙。

メーカーページ
独特な面質を持った国産の半光沢紙。
ロットによって若干基材の質感にバラツキがあるものの意外とどんな絵柄にも合って使いやすい。

インプレ。

出力結果は売り文句にたがわぬ豊かな階調表現。まさに現実世界を窓から見ているかのようなリアリティある階調の豊かさを感じました。ただ若干コントラストが落ちるようなので、ビビッドな絵柄よりもナチュラルな色合いの絵柄の方が好適かと。今回テストプリントに使った絵柄はかなり淡い色合いの花の写真なので、非常に好ましい出力結果となりました。

表面のテクスチャーは(ラメ糸を好きこんだ和紙のような)若干の光沢感があります。これを好ましいと思うか、余計な演出と思うかは個人の好みによって分かれるかも。個人的にはいらないかな。表面の光沢感あるコーティングのおかげでアートペーパーとしては擦れなどには強そう。

単価も安く、A3、A3ノビも揃っているので使い勝手はかなり良さそう。

MooMoo-ya製テクニカル情報。

PIXUS Pro9000

用紙の種類
他社ファインアートペーパー
印刷品質
きれい
色/濃度
自動、またはシアン-10 & コントラスト10
使用プロファイル
Canon Pro9000 SG1
色補正
なし

MAXART PX-5500

用紙種類
EPSON写真用紙<絹目調>
印刷品質
スーパーフォト2880dpi
双方向印刷
オフ
プリンタカラー調整
色補正なし
使用プロファイル
PX5500 Photo Paper(SG)

EPSON PX-5600が発表されましたね。

現在使用しているPX-5500が2005年春モデルなので実に3年ぶりのアップデートです。
パッと見はインクが新しくビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタになっただけのようですが、全体的に改善されている様子。詳しい変更点はいつも参考にさせてもらっているヒロユキ氏のサイトが詳しいです→モノクロ デジタル暗室 – EPSON PX-5600
ちなみにドライバのインタフェースは結構変わるようです。項目自体の変化はなさそうですが。
まぁ、来年あたりに「買ったはいいけど使いませんでした」系の出品を落札するとしましょうか。

エプソン プロセレクション MAXART A3インクジェットプリンタ PX-5600エプソン PX-5600用インクカートリッジ9色パック IC9CL55