4×5の現像が少し楽になりました。

少し前に手に入れておいたJOBO #3010を初めて使ってみました。
ちなみにJOBO #3010は4×5が10枚まで同時処理できるバケツくらいの大きさがあるタンクで、もともとは自動現像システム用のタンク。これを手動で使います。
使い方は「薬剤は210ml、50rpmで連続攪拌する」とのことですが、500mlの30rpmぐらいでゴロゴロやってました。

まずは全暗黒にしてフィルムをセット。タンク内に筒状の穴が開いているのでそこに差し込むだけなのでカンタン。
蛇口の高さの関係で135, 120のように洗面台で処理ができないので仕方なく風呂場で処理。
なにせタンクがでかいので攪拌するのも一苦労。前浴水洗は水を入れて、全身使ってブンブン振り回してました。
現像液を入れてからは風呂場の床に横に転がしてゴロゴロゴロゴロ。いつものようにエクストール1:1希釈、24度、7分15秒で現像。
停止(といってもただの水洗)、定着もいつものように適当に。

はっきり言って現像中は「あー、こりゃ絶対ムラになるだろうな」という雰囲気が漂っていました。が、さすがに中古でも20kを超えるだけあって良い仕事をしてくれました。まったくムラなくきれいに現像されていました。
ただ、連続攪拌だったこともあってか7分15秒は長すぎたようです。やや現像過剰気味な感じになりました。いつものステンレスタンクと違ってプラタンクだから温度変化も少ないだろうし、6分半くらいで良いのかも。
そんな感じで無事4×5も気軽に現像できるようになりました。さすがにトランプ現像で毎回1Lも現像液使うような現像は面倒です……。

あ、タンクをゴロゴロするために回転台(板にキャスターつけてタンクを載せる台)を作ったほうが良いと思います。大きいタンクなので結構ゴロゴロするのが大変でした。今度暇見て作ります。

ナガオカ製作所製の4×5木製暗箱を手に入れました。

大きいことはいいことだ

まだインスタントフィルムで2枚ほど撮ってみた程度ですが、F32 75sec.とかめちゃくちゃな長時間露出が頻発するので、相反則不軌による補正を考えないと行けず結構大変。インスタントフィルムでしか撮っていないので大判特有の超高精細写真はまだ味わっていません(インスタントフィルムのせいではなく長時間露出中の風のせいかも知れないけど)。
インスタントフィルムホルダに加えて、カットフィルムホルダを手に入れ、珍しくリバーサルのPROVIA100Fも手に入れたので、近いうちにフィルムでも試してみたいと思います。

長岡製作所に行ってきました。

24時間近くの夜勤明けにハンドメイドの木製暗箱メーカーの長岡製作所に遊びに行ってきました。
昔の住所で探していたので1時間近く探し回ってしまった。

東京都台東区北上野2-11-4:

大きな地図で見る

すりガラスの建物の前に小さく「ナガオカ」の看板がある建物。一見すごく入りづらい(笑)
で、大判(4x5inch)の話を少し聞こうと思って入ってみると、プロ写真家のお客があとから来てお二人にいろいろ教えてもらってきました。要点をかいつまむと、

  • 露出計を使った撮影に慣れていれば大判はそれほど違和感無い
  • 4×5は軽い、8×10やそれ以上のフォーマットに比べれば
  • 今ならまだまだ部品や周辺アクセサリがあるし、業者が使わなくなった機材が中古業者内にダブついて捨て値になっている
  • 4×5の引き伸ばし機を買うくらいなら冷光源のバッグを作ってもらって、カメラで引き延ばしをした方が安上がりでしかも軽い
  • ナガオカ製の暗箱はよく寝かせて、きっちり塗装した桜材をつかっているから多少の湿気程度では歪まない
  • ナガオカ製の暗箱は必要充分な強度で作るから軽い(中型三脚でもイケる)
  • 35mm, 中判とかでロケハンしておいて、大判で撮りに行く、というような撮影スタイルがオススメ
  • 4×5フィルムの現像はJOBOのタンクでやると楽だよ
  • 古いカメラの修理、改造もやるよ
  • カスタマイズ、オリジナル銘入れ、なんでもござれ。レンズやオプションの相談も受けます
  • 長岡さんはとってもとってもとっても良い人
  • そして長岡さんの武勇伝がすごい

サウジアラビアの富豪相手に金具が純金のモデルを作ったとか、皇居に納めたとか、有名大判カメラブランドの○ィ○ド○フに技術支援に行ったとか色んな話を聞きました。あと、作品作りはやっぱりフィルムだよねー、とか。
プロ写真家の方は100年前のレンズ使っているよ~とか、mixiの大判コミュにプロが結構いるけど仕事じゃなくて趣味の分野だからいろいろ教えてくれる人が多いよとか、仕事撮影と趣味撮影の撮影スタイルの違いとか、世界のトップレベルの写真家は富豪のお抱えになっているとか、リアルな話をいろいろ話してもらえました。

そんなわけで今年の冬ボの行き先が1つ決まりました。もろもろ込みで150kくらいで収まるとよいなぁ。α900よりも、ハッセルよりも、4×5が欲しい今日この頃です。