大判と古典印画とPyro染色現像。

ここのところ、「自家調合」「Pyrocat-MC処方」とか言っているのは、フィルムから直接古典印画(最近の手法もあるから正確にはオルタナティブプリントかな)でプリントしたいから、という欲求からです。
去年の春から初冬ごろにかけて取り組んでいたチバタイププリントでは、

  1. 135判、4×5判からフィルムスキャン
  2. デジタルネガ用に編集
  3. デジタルネガをインクジェットプリント
  4. 焼きつけ

という手順を踏んでいましたが、正直デジタルネガ作りが面倒くさい(笑)
というのも今デジタルネガでプリントしているサイズが大四切くらいなもんで、あまりデジタルネガを作る喜びがないという……。半切とか全紙くらいのサイズにするならともかく、それくらいのサイズにするなら4×5で撮ってそのまま焼きつければいいじゃない、と思うわけで。

普通に現像したネガ(うちはXtol 1:4希釈、30分静止現像)だと、コントラストが足りないけれども普通に高コントラストな現像をするのも抵抗あるし……と思っていたところでPyrocat-HD染色現像と出会いました。
古典印画で紫外線焼きつけするときは高コントラストなネガとなって、フィルムスキャンやゼラチンシルバーでのプリント時は普通のネガのように見える。希釈静止現像にも適するという素敵処方!
難点は国内ではP.G.Iでしか取り扱いがなくて、分量も多い(使用液で50L分)ということ。だったらいっそのこと自家調合してしまおうかな、と。自家現像ならPyrocat-HDの改良版のPyrocat-MC処方で作れるし。Pyrocat-MCは自家調合じゃないと入手できないしね。
そうそう、定着液もアルカリ定着液を使わないといけないので国内ではちょっとお高いクリアフィックス1択になってしまいますしね。これも自家調合(TF-3処方)してしまいましょう。もっとも定着液についてはTF-3もクリアフィックスも価格的にはほぼ変わらず、安定性はクリアフィックスの方が上だと思うので自家調合するのは完全に趣味です。

そんなわけでPyrocat-MCをやりたいわけです。
で、本題(やっとかよ)。

4×5の密着焼きでの作品制作が中心となるわけですが、やっぱり小さいよねー、と。
私が取り組んでいるチバタイプ(とたまにサイアノタイプ)はプラチナ、パラジウムなどの貴金属プリントに比べて、絵画的な表現になる(=精細感のない)プリント技法なのであまり小さすぎるのも微妙なんですよね。
サイアノタイプはともかく、チバタイプはかなりザックリした(笑)解像感なので、絵画と同じく「大きなことは良いことだ」的なところがあります。

そこで8×10などのより大きなフォーマットに興味が(笑)
以前大判に手を出す際に長岡製作所にて話を聞かせてもらった時に「大判を始めるなら4×5からがいいけれど、4×5に慣れたら8×10でも大きくなるだけで手間は大差ないよ」と聞いていたので物欲がむくむくと。
タンクも2枚用のJOBO2830なら個人輸入で送料込みで17k程度だし。うーむ……でもフィルムが1カットあたりカラーで1k、モノクロでも500円くらいなのはきっついな……。おとなしく染色現像の4×5で楽しむことにします。
手間が減った分を、カラーフィルターを使用したモノクロ3カットでのカラープリントとかに向けるとしますか。

20100110-札幌散歩。その2。
Olympus TRIP35, Kodak 400TX, Xtol(1:4希釈) 静止現像30分

モノクロネガのスライド化。

プロジェクタは着々と作成しているのですが、投影するための4×5のポジが手元にほとんどないことに気がついた。すなおにポジで撮りためればいいのですが、基本はネガで撮影したいので何とかネガをポジにする方法を考えた。
良くよく考えたらポジを印刷のためにネガにするインターネガの反対で、ネガをスライドにするためのスライド化もプロラボでやっていたはず(ただしシノゴだと1枚5kくらいかかるはず)。
仕組みとしてはフィルムからフィルムの密着焼きなのでデータさえ取れれば自分でも出来るはず。……と思ってググってみてもそれらしいデータが出てこない。
まぁ、印画紙がISO6程度らしいので、ISO100のフィルムに焼くなら大体4段分くらい露光を短くして密着焼きしてやればできるはず。
これなら実際に投影に使うフィルムは複製物なので、万が一ダメになっても悲しさは少ないはず(マスタは残るから)。
プロジェクタ作成が落ち着いたら実験してみるつもり。

ちなみに液晶プロジェクタを避けて、スライドプロジェクタにこだわるのは単純に画質のため。たかだか200万画素程度のプロジェクタでフィルムの精細感なんて表現できないと思っているから。
本気で展示に使うなら業務用のスライドプロジェクタを仕入れればいいだけなんですけれど、シノゴのスライドプロジェクタなんて現実的な製品では存在していないので……。

20090913-銭函散歩。
Minolta CLE, Canon 25mm/3.5, AE(F8), Kodak Portra 400NC

4×5木製暗箱でスライドプロジェクタ製作案。

シノゴのポジを投影するプロジェクタを、木製暗箱で作ろうと考え始めました。
普通スライドプロジェクタというと35mmスライドでの使用が前提のものばかりですが、せっかくシノゴのポジがあるのならスクリーン投影もやりたいなぁ、と。
原理としてはフィルムをセットする側に光源を置いてやれば、ピント合わせ、ゆがみ調整はカメラ自体のフォーカシングとあおりを使えば調整できるので比較的簡単に出来るかと。
20090907-自作プロジェクタ実験01。
ためしに60W型のレフランプで照らしてみたところ、フィルムの一部しか投影されず、周囲までは光がいきわたらなかったです。問題は光源ということで。
一応今想定しているのは

  • ハロゲンランプ
  • 白色LED
  • 冷陰極管(液晶のバックライトです)

といったところ。

ハロゲンは排熱設計が面倒だけれど、簡単に入手できて扱いが簡単なはず。普通のプロジェクタでもハロゲンランプ使っているから光量とかも心配いらないはず。排熱のためにでかくなりそう。
白色LEDは基板上に敷き詰めて使うことになると思うけど、基板から作ってやる必要がありそう。でも薄型化
しやすいかと。光量が足りるかは不安。
冷陰極管はコンパクトで熱も出さないけど、高圧電流を使用するのとインバータ回路が必要になるのが面倒そう。キットを複数買ってきて並べればいいかな。光量が足りるかは不安。
ハロゲンランプで試作してみる、というのが無難でしょうかね。

写真は夏に帰省していた時の実家の近所の散歩写真。
20090907-銭函散歩。
Minolta CLE, Canon 25mm/3.5, AE(F11), Kodak Portra 400NC

RZ67……やっちまったなーっ。

  • RZ67 Proドナドナ
  • Sekor 90mm F3.5 Z
  • Sekor 180mm F4.5 Zドナドナ
  • 120 Film Back
  • Poraloid Back
  • 中間リングNo.1
  • 中間リングNo.2

2009.02.19
というわけでMamiya RZ67です。
先週中野にてボディ、120バック、180mmレンズのセットで13kほど。てか、安すぎだろう。数々の、というか世の中のかなりの割合の広告を撮影した業務用カメラの名機を入手です。
といってもまだフィルムを通していません。買ったはいいものの撮影する時間がなくなんともかんとも。個人的にはブツ撮りに使いたいので中間リングか、もっと焦点距離の短い玉を用意しないと使いにくいです。勢いで180mmにするんじゃなかったと後悔中……。


2009.02.26
中間リングNo.2を買ってきました。
結果は紙のようなピント&それでも長い最短撮影距離ということでやはり180mmでは無理がある気がします。
ベルボンマクロスライダーも導入してあわせて何とかピントが合わせられる感じです。
90mmか110mmをどこかから探してこようと思います。


2009.08.15
90mmと中間リングNo.1が増えて、ボディと180mmを売却してしまいました。
室内用なら非常に使いやすいカメラなのですが、室内ブツ撮りならトヨビューでいいし、室内人撮りなら645Proで十分、ということで売却してしまいました。あとは、6×7というフィルムサイズがネガシートに入れにくいという管理上の都合。
まぁ気が向いたら買い戻すと思います。90mmは使い勝手良かったので残し。

フォトメンテナンスヤスダに行ってきました。

日暮里に住んで早2年半ですが、なぜか一度も行ったことのないフォトメンテナンスヤスダさんに行ってきました。

いや、ネット上の評判だと

  • 腕は確かだが付き合いにくい
  • 変なこというと凹まされる

といった記事をよく見たもので、ビビってました。
で、実際行ってみたところ評判でいうようなことは特にありませんでした。人の噂なんてそんなもんなんですね。

うちのDIII + Summarを見てもらったところ

  • 「これはライカ(の音、操作感)じゃないね……大分うるさくなっているよ」
  • 「ファインダーも見にくいでしょう」
  • 「レンズも使いにくくないですか?落下品かもしれないよ」
  • 「シャッタースピードも規定の速度とは違っているよ」
  • 「撮影できる状態だけれど、とりあえず動いている、という状態だね」

と気になる点を教えてくれました。
メンテ費用についても

  • 「高いよ……中見ないとわからないけど7万くらいじゃないかな」
  • 「ファインダーだけなら1点部品交換して3万くらいかな」
  • 「レンズも落下品っぽいからグリスアップも込みで3万くらいかな」

といった感じ。まぁ、費用は予想していた程度の額だったので問題なし。でも完全OHを頼むなら予想外の部品交換も想定して10万くらい用意しないと不安かな。
んー、作られて75年(うちのDIIIは1934年製)の年月を遡るために10万は高いとは思わないけど、無い袖は振れない……。今年度中に貯めるとしましょうか。
もう少し話をさせてもらおうかと思ったのですが、閉店間際の来店だったので出直すことに。休日と夏休み期間の話をしてくれて、「土日もやっているのでまた来てください」とのこと。
帰り際にも

  • 「ズマールは柔らかい描写の良いレンズだから絞って使うのはもったいないよ」
  • 「(ISO)400は使わない方がいい、室内とかは別だけど」
  • 「開放かF4-5.6くらいまでにした方が良い」
  • 「お年寄りを撮るとシワが目立たなくなって喜ばれるよ(笑)」

といったアドバイスも。確かに自分でやったレンズテストでも最小絞りで画質劣化が起きるのはわかっていたので、F4.5あたりまでを中心に使うようにしましょうかね。

にしても今年は個展費用(100k超)、OH費用(100k弱)、各種借金返済(???k)と出費がかさみそうだ。余計なものは買わないようにしないと。

20090811-日暮里散歩。
Voightlander VITO II, F8, 1/250sec., KonicaMinolta Centuria 200

Minolta α。

  • α-7 + VC-7
  • α100
  • α-Sweetドナドナ
  • AF50mm/F1.4
  • AF50mm/F1.7
  • AF50mm/F2.8 Macro
  • AF85mm/F1.4
  • AF100mm/F2.8 Macro
  • AF100-300mm/F4.5-5.6ドナドナ
  • AF200mm/F2.8 HS G ドナドナ
  • Tokina 17mm/F3.5
  • Program Flash 5400HS
  • Macro Ring Flash 1200N
  • FS-1100

2008.5.7
始めて自分で買ったカメラがαSweetでした。
で、それからかれこれ5年半が経ちますが、最初のαSweetはblueX3の元へドナドナされ、α7が我が家に来て、ジャンクでまたαSweetを手に入れてしまいました。
レンズは最初にセットで買ったダブルズームはドナドナしてしまい、現在はAF50mm/F1.7, AF50mm/F2.8Macro, AF100mm/F2.8Macro, AF200mm/F2.8 G, Tokina 17mm/F3.5と単焦点のみ5本になりました。
しかし、ノリで買った200mm/F2.8はあまり稼働率が高くないので再放出しようかと。そこで28mm/F2か、モノブロックを買うのが正解か?
フラッシュはマクロリングライトとクリップオンストロボがあるけど、もっとデカイ光が欲しいです。


2008.7.9
F1.4レンズ三兄弟のうち2本を衝動買いしてしまいました。で、購入費用として使用頻度の少なかった200mmをドナドナ。同じくらいの金額だったので、ちょうど1本が2本に化けた感じ。
50mmは絞りにニジミありのジャンク品。85mmはメーカー点検済みをほどほどの価格でゲット。ともにI型です。Newは高いので……。
こうなると35mm F1.4も欲しくなるのが人の性ですが、35mmは(50mm + 85mm) x 2くらいの高価なレンズなので手が出ません。28mmとか35mmくらいの普通の広角が欲しいなぁ。
ちなみによくよく見ると50mmのαレンズをコンプしてしまいました、わお。
あと、100-300mmの出物があったので購入。望遠~超望遠域は使用頻度少ないのでズームで十分。ズーム嫌いだけど。


2008.08.20
α7購入当時のインプレ。

  • 分割評価測光はとても賢いが、露出補正は必要。
  • 出た目はややアンダー目。

2009.07.15
α100を手に入れて、ストロボを使うためにFS-1100(ミノルタ独自ホットシューを汎用ホットシューに変換するアダプタ)を買わないと……と思っていたらマクロリングフラッシュにくっ付いていた。
これで買わずに済みました。そして心おきなくモノブロックを使ってヤフオク出品用写真を撮りまくっていました。
α100 + 50マクロ + mono300Eの組み合わせが我が家のWeb用ブツ撮りセットです。ちなみにプリント用だとRZ67が出動します。


2011.07.11
ずいぶん前(2010年初頭ごろ)にαシステムを手放しました。
微妙に残っているアクセサリもありますが、35mmのSLRをほとんど使う機会が無くなったことが原因でしょうか
写真を始めたときに買ったαSweetから7, 8年ほどαを使い続けていました。ありがとうα。

Voigtlander VITO II, Canon25mm/F3.5よいね。

20090705-Voigtlander VITO II。
Sony α100, AF50mm/F2.8Macro, AE(F8, -1)

金曜夜に届いたので早速試し撮りしてきました。
結果はかなり良い感じです。50mmの完全目測でのピントあわせが不安でしたが、F8まで絞り込めば結構あたってくれるみたいです。ただし、すでにレンズの距離指標はfeet表記が当たり前になってしまったので、逆にメートル表記のエルマーや、ズマールに違和感が(笑)。
レンズ性能も問題なく、やはり基本的なレンズ設計は1950年前後には完成していたのだな、と再認識。
20090705-日暮里散歩VITO II。
Voigtlander VITO II, KonicaMinolta Centuria 200

あわせて届いたCanonLens 25mm/F3.5も予想通り良い感じでした。しかもレンズコンディションが新同品並みに素晴らしい(お気に入りの28mmもかすかにクモリが出ているので)。
キャノンレンズ25mmはカール・ツァイスのトポゴンというレンズを改良したもので、薄い凸レンズを前後対称に2枚ずつ配したレンズ構成に後群に1枚特殊レンズを追加するという設計。前後対称型の特徴の少ない歪曲、薄く少ないレンズ構成による高コントラスト、高発色、という1956年発売のレンズとは思えない高性能広角レンズです。同様のトポゴンタイプのレンズはオリジナルのトポゴン25mm/F4、ニコンのニッコール25mm/F4、ソビエトKMZのオリオン28mm/F6.3、といったものが135判カメラ用としてあるようです(トポゴンとニッコールはこのレンズの3倍以上高かったはず……)。
レンズコンディションが良いためレンズ設計の特徴が発揮されているようで、色のりがかーなーり良かったです。こってりこってり。
20090705-日暮里散歩25mm。
Minolta CLE, Canon 25mm/F3.5, AE(F8), KonicaMinolta Centuria 200

さらに一緒に届いたズマールについては追って書きます。
# Xtolが切れてしまったので溶解した薬品の安定待ち。

ニッケルエルマー5cm/F2。

ついに買ってしまいましたライカレンズ。といってもちょっと前の話ですが。
今まで、ボディはライカを使っているものの70年も前のレンズで、手ごろな値段の中古はコンディションも悪い、ということで使う気にならなかった(50年前のキャノンレンズが素晴らしすぎたというのもある)ライカレンズですが、最近バルナックライカを中心にオールドレンズの中古相場が下落し始めたためつい買ってしまいました。
個人的に高性能レンズは中古の単焦点で30k以上、という意識でいたので、逆に30k未満のレンズは気軽に買ってしまうという病。

20090703-Leica DIII + Nickel Elmar。
Sony α100, AF50mm/F2.8Macro, AE(F8)

ちゃんと写るのか不安になるくらいクラシックカメラ然、とした風体です。
実写したところ、どうやら最短撮影距離(1m)ではかなり甘い写りでした。F12.5まで絞ってやっとシャープかな?という感じで、最小絞りのF18でいきなりカリカリにシャープになりました。
3m~5m以上離れて撮影した場合は、F6.3くらいで適度にシャープな画を捉えてくれました。
他のサイトや、ライカ本などでは(ほとんどは後期の赤エルマーについてばかりですが)エルマーはとてもシャープなレンズ、と紹介されていますが、うちに来た個体は特定条件下でしかシャープにはならないようです。
もっとも、若干クモリがあったり、素人分解の後があったりするのでバランスが崩れているのかも知れません。気が向いたら、調整や、再研磨(山崎光学写真レンズ研究所には行ってみたい、割と近いし)を検討してみたいと思います。

ちなみに最初に買った組み合わせはこちらの組み合わせ。
20090703-Leica DIII + Serenar 50mm。
いまだにこの組み合わせが一番稼働率高いです。
1950年代前半のキャノンは本当に素晴らしい。

ライカL/Mマウント。

  • Leica DIII
  • Minolta CLE
  • Voigtlander Color Skopar 21mm F4
  • Canon CanonLens 25mm F3.5
  • Canon CanonLens 28mm F2.8
  • Voigtlander Color Skopar 35mm F2.5
  • Canon Serenar 50mm F1.8
  • Leitz Elmar 50mm F3.5(Nickel)
  • Leitz Summar 50mm F2
  • Leitz Elmar 50mm F3.5(Coated)
  • Minolta M-Rokkor 90mm F4
  • Canon CanonLens 100mm F3.5

2009.06.30
着々と増殖を始めてしまいました。これがいわゆるライカウィルスか。
でも、ライカというかキャノンウィルスになっている気がする。
にしてもキャノンLマウントの初期のクローム鏡胴のシリーズは極めて好みの描写をするくせに、(本気レンズとしては)お手頃価格なのが危険です。ついつい増やしてしまう……。
しかし、50mmを増やし過ぎ……少し処分せねば。
ちなみに一番のお気に入りレンズはCanonLens 28mm F2.8です。何も工夫せずに奥行きのある道端を撮るだけで好みの画を捉えてくれます。素敵過ぎる。
到着待ちの25mmもネット上で作例を見る限りかなり好みな感じなので期待期待。


2011.07.11
ずいぶん前(2010年初頭ごろ)にVoigtlanderのレンズとCanonの望遠100mmを手放していました。Voigtlanderは写りが現代的すぎること、CanonはRFで望遠はあまり使わなかったことと、ちょっと長すぎたのであまり使わなかったので処分しました。
21mmの画角自体は結構気に入っていて、何枚か展示用のカットも撮っていたりしたのでまた別のレンズで探すことになると思います(彩度の低いレンズというとアベノンSW21mmあたりかな?)。
で、それからしばらく経って35mmのフィルムSLRも手放して手軽に使える中望遠がなくなってしまったので安くなっていたM-Rokkorを入手しました。
これでCLEを中心にして旅行用セットが組めそうです(理想は40mmも追加したい)。


2012.10.05
うっかりコーティングエルマー買っちゃいました。レッドスケールになる直前の1951年製です。
以前の持っていたニッケルエルマーはヤフオクで入手したこともあって無限が微妙でなんだか好みじゃない写りだったのですが、今回は店頭でM9使って試写させてもらったり距離計連動チェックもさせてもらったので安心して使えそう。
最近中古のライカレンズが某国に買い漁られて相場が高騰していますが、新入荷品で見つけて以前並みの価格で満足できるコンディションのものを手に入れることが出来ました。

後輩貸し出し用カメラ。

筑波大学写真部さくら組で2009年夏合宿に行く際に後輩に貸し出すカメラを一覧します。
なにげにこっそり増えています(最近は気になっていたフィルムコンパクトが捨て値で手に入るのでついつい……)。

1. オリンパスTRIP35
20090629-オリンパスTRIP35。
1968年発売。レンズは40mm/F2.8。
たぶんフィルムコンパクトで一番好きな機種。ヤフオクだと3000円以内で手に入るくせにものすごくよく映る。一昔前の(←最近のは良くわからないので)一眼レフのキットズームレンズと比較だと月とスッポン。目測のゾーンフォーカス(近距離、中距離、遠距離といった感じでざっくりピント合わせする)なので距離感の習得にも最適?(まあ、Mooは良く忘れてピンボケ写真を量産していましたが、笑)
3つめのペンEESをベースに開発されたらしい。

2. コニカBiGmini
20090629-コニカBiG mini。
1990年発売。レンズは35mm/F3.5。
プロのサブカメラとしても愛されたコニカの名機。
ケーブルが断線しやすいという持病持ちですが、この個体はケーブルには問題なく元気です。
AFもそこそこの反応をするので、明るいところでも暗いところでも安心して使えます。高感度フィルム(ISO800とかISO1600とか)を放り込んで強制非発光にして使うのが好み。ただ、電源切ると自動発光に戻るので基本的に電源は入れっぱなし(デジカメと違って電池の持ちが良いしね)。
オートフォーカス、自動露出制御で、押すだけで撮れるので構図に集中できる。

3. オリンパスPEN EES
20090629-オリンパスPEN EES。
1962年発売。レンズは30mm/F2.8(135判換算で約43mm)。
言わずと知れたオリンパスPENシリーズの1つ。自動露出制御モデルのレンズを半段明るくしたモデル。ピント合わせはざっくり3段階で合わせるゾーンフォーカス。距離感習得の練習に。
ちなみにこれとは別の個体(修理中にレンズを剥離させてしまった……修理待ち)を3歳くらいの頃からおもちゃとして使っていました。写真を撮る真似事をしつつ、よだれまみれにしていましたが(笑)ちなみにそれで写真が撮れる状態のまま残っています。驚異の耐久力(違)

4. リコー リコーフレックスVIIS
20090629-リコーRICOHFLEX type VIIS。
1955年発売。レンズは80mm/F3.5(135判換算で約45mm)。
カメラを家庭のものにした歴史に残る名機。たぶん国内で最も安く手に入る実用二眼レフ。作りもシンプルでとても丈夫。
ピントダイヤルがちょっと固いのでグリスアップを試みます。

5. リコーハイカラー35S(修理中、あと少し)
20090629-リコーHI-COLOR35S。
1970年発売。レンズは35mm/F2.8。
名前しか知らなかったくせに素敵な外見に魅かれて衝動買い。安かったし。
内部のモルトがボロボロだったので張替え修理中。レンズが後のGRレンズっぽいという評判に期待が募ります(未実写)。

6. フォクトレンダー ビトーII
20090705-Voigtlander VITO II。
1949年発売。レンズは名玉の名高いカラースコパー50mm/F3.5。
この間ヤフオクにてポチっとやってしまいました。
蛇腹をもったスプリングカメラ。アクセサリーシューのついていない(よりカッコ良い)初期型です。
ピントは目測、露出もマニュアル。しかし、現在のコシナフォクトレンダーではない、オリジナルのフォクトレンダーというブランドを体感してみたくてついつい。カラーネガならきっと勘で撮れるでしょう。
革ケース、純正フード、純正マニュアル付きという素晴らしいセットを格安で購入。レンズのカビ、曇りは何とか清掃しましょう。
(2009.07.05追記)
到着したので早速試写してみたところ、かすかにフレアが出やすい感じはするもののまったく問題なかったので、そのまま実用品に。露出も測距もマニュアルですが、意外と普通に撮れました。しかも操作感はなかなかの官能感でした。よいよビトーII。
スパーブとかのもっと変態的なギミックカメラへの物欲が……(笑)。

7. オリンパス35SP(修理待ち)
1969年発売。レンズは40mm/F1.7。
オリンパスの高級コンパクトカメラ。コンパクトカメラのくせにレンジファインダーを積み、F1.7の明るい単焦点レンズがついています。なんと贅沢な。
絞りの設定ができなくなっている(常に解放)ため、修理しようと思っているものの時間とやる気が確保できず……。