ACROS……君を舐めていたよ。新タイプフィルムの実力。

フィルムを比較してみた。ACROSとFomapan。
でACROSとFomapanで対して変わらないから、Fomapanにしようっと。と書いたのですが、ACROSを舐めすぎていました。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009のためにプリントデータを作成するためにA1ノビ程度の解像度でスキャニングしたのですが、粒状感が全然違いました。基本的にACROSは中間調では粒子が見えないのですが、Fomapanでは普通に中間調近辺でモノクロフィルム的な粒子がザラザラと見えます。
ちなみにACROSもCGくさいほどに滑らかなので、そこは好みとか表現意図によって適切に選択すればよいだけなのでどちらも実用品ですが、完全移行できるような2製品ではありませんでした。
ちなみにストレートにプリントするとA4サイズ程度でも明らかに違うフィルムで撮ったとわかるほど違いが出ます。120判の時も400TXとFortepanで違いを感じていましたが、やはり旧タイプのフィルムと、新タイプのフィルムだとかなり差が出ますね……。

新タイプのフィルム

  • Fuji Neopan 100 ACROS
  • Kodak T-MAX 100/400/3200
  • Ilford DELTA 100/400/3200
  • Rollei R3 400(新タイプ?)

旧タイプのフィルム

  • Fuji Neopan 400 PRESTO
  • Fuji Neopan 1600 Super PRESTO
  • Fuji Neopan SS 100
  • Kodak Tri-X 400/320
  • Kodak PLUS-X 125
  • Ilford FP4 125
  • Ilford HP5 400
  • Rollei RETRO 100/400
  • Foma Fomapan 100/200/400
  • Forte Fortepan 200/400
  • Efke PL 25/50/100

普通に入手可能な範囲だとこんな感じでしょうか?
Rollei R3の位置づけはいま一つ自信がありませんが誰か愛用している方がいたら教えてください。

フィルムを比較してみた。ACROSとFomapan。

JOBO #3010をゴロゴロするための台を作りました。12mm厚のA4判サイズのMDF材に小さめのキャスターを4つ付けました。しめて700円くらい。ずいぶんと快適になりました。タンクに傷もつかなくなったので良い感じ。
4×5現像は意外と楽かもしれないです。135, 120といったロールフィルムと違ってリールに巻きつける必要がないので楽ちんです。薬品も少なくてすむし。現像を考えると135よりも120よりも4×5に手が伸びるように……。

で、このあいだ輸入したFomapanを今まで使っていたACROSと比べてみました。
現像結果はすべてかぶっていました(号泣)
かぶりはおそらくフィルムホルダへのセット時に端の方がかぶったようです。で、かぶり具合がACROSの方が被害が大きい、同一露出で撮影したのにACROSの方がネガが濃い、など同じISO100のフィルムですが実効感度はFomapanの方が低いのだと思います。
……と思ったら、Fomapanのデータシートにシャッタースピード1sec.で+1段の露出補正
が必要らしい。たしかにそのくらいの差か……2段くらい差があったように思うけど。
しかしFomapan良いですね。135のFomapanはフィルムベースの素材のせいでカーリングが強くて扱いにくかったのですが、4×5ならもともと平らなのでカーリングはなく、扱いやすいかったです。ACROSよりも多少薄いくらいで解像感や、ラティテュードも大差なさそうで主力フィルムにできそうです。今後ACROSからFomapanに移行していきたいと思います。

現像時間はXTOL(1:1) 24度 6分30秒と7分30秒を試しましたが、いつも通りの7分30秒の方が良好でした。
もしかしたらFomapanについては1段増感になっているのかも。FomapanのデータシートにはISO50~ISO400までは現像時間変更不要とか書いてあるし……よくわからん。

ちなみにACROSのデータシートでは120秒までは露出補正不要、1000秒(=約16分)までは半段プラスでいいそうな……。実質露出補正不要か……日本の化学力は世界一ですな。

ちなみにFomapanは35mmは楽天のPascal Shop、ブローニーはレモン社オンラインショップで比較的安く買えるようです。
Fomapan 35mm 36枚撮り ISO400
Fomapan ブローニー 100 / 200 / 400
4×5の国内取扱いはなさそう……。

4×5の現像が少し楽になりました。

少し前に手に入れておいたJOBO #3010を初めて使ってみました。
ちなみにJOBO #3010は4×5が10枚まで同時処理できるバケツくらいの大きさがあるタンクで、もともとは自動現像システム用のタンク。これを手動で使います。
使い方は「薬剤は210ml、50rpmで連続攪拌する」とのことですが、500mlの30rpmぐらいでゴロゴロやってました。

まずは全暗黒にしてフィルムをセット。タンク内に筒状の穴が開いているのでそこに差し込むだけなのでカンタン。
蛇口の高さの関係で135, 120のように洗面台で処理ができないので仕方なく風呂場で処理。
なにせタンクがでかいので攪拌するのも一苦労。前浴水洗は水を入れて、全身使ってブンブン振り回してました。
現像液を入れてからは風呂場の床に横に転がしてゴロゴロゴロゴロ。いつものようにエクストール1:1希釈、24度、7分15秒で現像。
停止(といってもただの水洗)、定着もいつものように適当に。

はっきり言って現像中は「あー、こりゃ絶対ムラになるだろうな」という雰囲気が漂っていました。が、さすがに中古でも20kを超えるだけあって良い仕事をしてくれました。まったくムラなくきれいに現像されていました。
ただ、連続攪拌だったこともあってか7分15秒は長すぎたようです。やや現像過剰気味な感じになりました。いつものステンレスタンクと違ってプラタンクだから温度変化も少ないだろうし、6分半くらいで良いのかも。
そんな感じで無事4×5も気軽に現像できるようになりました。さすがにトランプ現像で毎回1Lも現像液使うような現像は面倒です……。

あ、タンクをゴロゴロするために回転台(板にキャスターつけてタンクを載せる台)を作ったほうが良いと思います。大きいタンクなので結構ゴロゴロするのが大変でした。今度暇見て作ります。