古典印画法をまとめたサイトを発見。

AlternativePhotography.com
古典印画法(オルタナティブプロセス)の総合サイトのようです。上記リンクは入門記事集のページへのリンクです。
鶏卵紙、アンソタイプ?、アンギロタイプ?、ブロムオイル、カーボン印画、カゼイン顔料プリント?、クリソタイプ?、銅グラビア版、サイアノタイプ、ダゲレオタイプ、ゼラチンシルバーガラス乾板、ガムシルバー、ガム印画、ガムオイル、カリタイプ、リスプリント、ルーメンプリント、オイルプリント、オレオブロム?、プラチナプリント、パラジウムプリント、ポラロイドエマルジョントランスファー、ポラロイドイメージトランスファー、ポリマーグラビア?、レジノタイプ?、ソルトプリント、サティスタプリント?、テンペラプリント?、ヴァンダイク、コロジオン湿版、ティンタイプ、ウッドバリィタイプ、ジアタイプ、といった聞いたことすらない手法まで紹介されています。
しかしレシピは話題に重クロム酸アンモニウムなどの危険な薬品を使ったものも何気なく混ざっているので自己責任にて確認の上、参考にするのが良いかと。
同僚の化学系の院卒者も「クロムはやばいよ」というくらいなので素人は手を出さないのが吉かと。

その点、千葉タイプは安全ですね。クエン酸第二鉄アンモニウムは健康食品に鉄分として含まれている成分だし、オキシドールは消毒液、塩酸も希薄なものを使うので安全です。ゼラチンはゼリーやプリン作りに使いますよね。
むしろ一番危険なのは水彩絵の具ではないかと……。コバルトブルーとかカドミウムイエローとか、結構危ない金属がつかわれてますし(絵の具の包装にも危険表示がある)。絵の具の代わりに書道の墨にすれば、墨は木炭なので安全度は上がるかな?

ガム印画から千葉タイプにシフトしましたが、千葉タイプは論文中にも記述がありますが、ガム印画法よりもカーボン印画法の方が近いようですね。
千葉タイプで墨汁を使って、和紙か竹にプリントすると極めて和風っぽい感じになりそうな予感。ハーネミューレのバンブー(非インクジェット用紙)を使うとよいかも。というか、バンブーを探してもインクジェット用紙しか見つからない。輸入されていないのか?あと、水墨画用紙Sumi-eとか。和紙だと耐水性を付与したものでないと使えないので、水彩用和紙などが良い気がする。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009のまとめ。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その2。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その3。ブース番号070。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その4。ブース番号070。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009。ブース#070。
のまとめ。

結果は鳴かず飛ばずのかすらずでした(泣)
でも、感想書いてくれた人は本当に気に入ってくれて書いてくれていたようで嬉しかったです。ありがとーう。

今回いろいろと考えて展示に持って行ったけど、最大の失敗は最後の最後の設置の段階でボロボロだったこと……。
B0ノビという大きいサイズゆえにたわみ、ゆがみが出易いスチレンボードのパネル張りしかできなかったので、今までに木製パネル張りや、ブックマッティングを試してきたにもかかわらず、最終的な丁寧さが欠けた。
今回の展示内容は内容に合致する大きさにしたつもりだったが、会場の通路幅(=鑑賞距離)を考えると大きすぎた。サブとして用意した全紙サイズ程度でも十分に大きく感じたので(今回申し込んだ2ブース(W3m x H2m)だと6枚では埋めきれないけど、1ブースにすれば適切なサイズ)、変に欲張らずいつも通りにクオリティを上げる方向を目指した方が良いと思った。
全紙(457 x 560mm, A2(420 x 594mm)に近似)であれば、24×30のマットとフレームに収まるし、半切(356 x 432mm, A3ノビ(329 x 483mm)に近似)であれば、20×24で納まる。ちなみにA判の目安は長辺を短く(フィルムのアスペクト比に応じて)切る前提です。
Rooneeで額をレンタルするなら、マット同時作成で各10日間1,000円(20×24), 1,600円(24×30)と現実的な価格。ブックマット作成もミュージアムボードで作ったって、4,000円(20×24), 5,000円(24×30)。このサイズになるとブックマットにしても波打ちは出そうだからいっそ、オーバーマット(表だけのマット)にして、フジの裏打ちシートかバックシートを使えば2,500円(20×24), 3,000円(24×30)くらいで収まるはず。展示後の保管もP.G.I.の無酸性段ボールストレージボックスなら3,000~4,000程度で2インチ厚の箱が買えるので扱いも楽。
と考えると美術館とかでやってる保管方法が一番効率よくクオリティ保てるのか……。
大四切なら16×20というお手頃サイズ。大四切を多数でもよいのかな、と。

あと、壁への取り付けは今回も課題が残りました。おとなしくクギ打ち+フレームがいいのかもしれないけど、薄いベニヤ壁だとクギの安定が悪そうだしなぁ。専用のワイヤーとフックを使うのが無難かな……。御苗場でも額の取り付けで苦労していた人が結構いたみたいだし。あとは、イーゼルに立てるとかか。

あとは、裏打ちシート(もしくはフォトアクリル)と小さめの木製パネルで浮かせてクギ打ちしたところにひっかける方法も意外に安定していた様子。裏打ちシートを大きくして、オーバーマットと組み合わせても良いかもしれない。

スチレンボードを使うなら両面テープや写真用ボンドはよくないっぽい。弱粘着性のスプレーのりを使うのが良いかも。次回使うときはスプレーのりで。
展示方法についてはもっと真剣に考えないとなぁ……。

あと、この手の写真展で求められているのは組写真的な展示よりは写真集的な展示の方が高評価になるような感じがしました。

ColorMunki Photoを夏頃をめどに買いたいな、と。

PIE2009で名刺交換したシュリロトレーディングの営業事業部長さんからフレックスタイト848の中古800k程を購入するというのも魅力的なのですが、B&HでカラーキャリブレーションツールのColorMunki Photoが送料込みで日本円換算で45kほどとお安いことに気がついたのでグラグラグラ。
この値段でモニタとプリンタのキャリブレーションができれば、今まで無駄になっていたテストプリントの山が激減して結構簡単に元が取れそうな予感(ピクトランならA4で150枚分、ジャーマンエッチングなら110枚分)。そう考えるとデジ一眼よりもだいぶ投資効率は良さそうだ。

The Chiba System 千葉方式の準備を着々と。

2009.03.25
ガムプリントよりゼラチンプリントの方が楽らしい。
の続きです。

使用液の調製で0.15gとかpH4にするとかが平気で出てきていたので、「そんなん目分量でできるかーっ」ということで0.01g単位で測れる電子ばかりと、pH0~14まで測れるpH計を購入しました。

楽天の天衡商事さんにて

  1. 「超小型デジタル光る精密はかり0.01gで100g計量スケール秤」 2.2k
  2. 「新品●デジタルPH計*PHメーター:ペーハー計」 3.8k

の2つを購入しました。天衡商事に3/24 12:00ごろに発注して、3/25 午前中に荷物が届きました(不在だったので再配達してもらいましたが)。対応激速です。
どちらも輸入製品ですが、日本語マニュアルが付いてくるので問題なさそうです。どちらもこんなに安く買えてしまうとは思っていなかったのでびっくり。
はかりは特にヤフオクで上皿天秤でも探さないとダメかと思っていました。

Amazon派の人はこちらが同等品ですかね。

0.01gのはかりって初めて使ったけど超たのしー。紙切れ乗せても0.33gとか表示されるし。
これ使えばプリント用紙の重さも測れますね。

クエン酸第二鉄アンモニウムも東急ハンズで扱っているらしいというネタをネットで見つけていたのでハンズ銀座で聞いたところ、取り寄せをやっていないと言われてしまいました。が、調べてみると一部のハンズでしか扱っていない様子。北海道と東京で言うと、

  • 札幌店
  • 渋谷店
  • 池袋店
  • 新宿店
  • 北千住店
  • 町田店

で取り扱いがあるようです。

また、勤務経路の神田駅近くに取り扱いしている「鈴木化学薬品」という業者があるらしい。明日にでも問い合わせてみようと思います。

用意するものは

  1. くえん酸鉄(III)アンモニウム(緑色) →このリストにあるお店で取り寄せられる様子。ハンズだと店員が詳しくないので「ドクターシックハウス」を見つけて同じメーカーの試薬を取り寄せて欲しいとせがむ。「クエン酸第二鉄アンモニウム」だけだと「違う商品名ですが……」とか言われて面倒なので注意。
  2. 希塩酸 →ダイワ クエン酸 (結晶) 500gじゃだめかな?
  3. フェリシアン化カリウム(赤血塩) →ビックカメラでも売ってる
  4. 過酸化水素水 →オキシドールA 100ml
  5. 蒸留水 →コンタクトレンズ用 精製水 500ml
  6. ゼラチン(ゼライス) →近所のスーパーで
  7. ヒバ材 →ハンズでハガキサイズあり
  8. 水彩絵の具 →手持ち、もしくはチューブ状のものを世界堂あたりで適当に
  9. 薬包紙 →薬包紙 パラフィン紙 薄手 中
  10. 薬さじ →生活の木 ミクロスパーテル

1,2がなんとかなれば他は何とかなるでしょう。
ヒバ材は銀座ハンズに行ったときに「木のはがき」という商品名で30種類くらいの木製ハガキが扱われていました。販売用なら手頃かな。A4サイズ程度のヒバ板材があればよいのだけど……。


2009.03.27
ハンズとかでいろいろ問い合わせたので少し加筆修正。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009。ブース#070。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その2。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その3。ブース番号070。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その4。ブース番号070。
で準備を進めてきた御苗場ですが、ほかの出展者さんたちも準備完了のブログを書いていたりと、お祭り前夜の良い気分です。
と、いいつつも昼過ぎに準備が終わって帰宅後、爆睡してしまっていたのですが。さすがに30時間連続稼働はしんどい。いやぁ、まとめて有給とっておいて良かった。

出展ブース番号070はかなり良い場所でした。メイン会場側の通路沿いだし。なんだかほかの出展者さんのブログに準備姿が写っていたりした(笑)。
しかし、写真を大きくしすぎたかも、とちょっと後悔。仕上げがイケてないのと、思いのほか通路が狭い。写真から3m程離れて鑑賞するとちょうど良いと思うサイズなのですが、1.8~2mくらいしか距離とれなさそう。まずったな。向い側のブースの人に迷惑をかけそうだ。
ちなみにビッグサイトには3/26-27, 29と土曜日以外はいます。少なくとも30分くらいおきには070ブースの様子を見に行くはずです。なにかあれば感想帳に書いておいていただければ30分ほどでレスポンスを返します。

準備の帰り際にふらふらの頭で準備済み、準備中のブースを眺めて回ったところ、好みの写真を撮っている人が数名。半分も揃っていない状態で数名いたなら、全ブースがそろったら好みのブースは結構ありそうです。
写真専門の出展なだけあって写真の平均レベルは高そうな感じです。もっとも「撮影禁止」とデカデカと表示していたり(たいしたオリジナリティもないのに……ブース近くで携帯メール見てるだけでジロジロ睨みつけるとかどういうことよ?感じ悪い。中途半端な自意識過剰はやめてほしい)、表現意図っぽくない色飽和なデジタル補正とか目につくところもありますが、まぁそのへんは気にしない方向で。自分もパネル張りがあまりイケてないとかダメダメなところはありますし(泣)。
でも名前を忘れてしまったけど1人、すごく気に入った人がいた。感想帳もなにもなかったので感想メモでも貼り付けていこうかと思ったけどさすがに初日だったので自粛。最終日にでも感想言いにいくかな。
明日も朝からビッグサイトに引きこもります。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その4。ブース番号070。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その2。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その3。ブース番号070。
の続きです。

会場設営しに行ってきました。ちなみに作品タイトルは「雨ニモ」。日暮里らしくテープでタイトルを張り付けてきました。
結局前日の夜から徹夜で仕上げて持って行くことになってしまいました(というか解説&感想帳に力入れすぎ)。
で、会場に設置してきたのですが、
 やはり地味だ……
まぁ、あまりキャッチーな感じで一般受けは狙っていないのは意図どおりなのですが、ちょっとひねりすぎたかも。理解してくれる人が何人いるかあやしい感じです。
少なくともオーディエンス賞は狙えないな。

しかもパネル張りの仕上げが微妙だった……というかB0ノビはパネル張りの難易度高すぎです。どうやっても波打つ……かといって業者に頼むと3諭吉は間違いなく飛ぶし。
あと全紙大のパネルも空気が入ってしまった。照明調整して目立たないようにはしたけど。
なんだか会場で設置するとなんだかんだとアラが見えてきます。自分まだまだっす。

とダメダメなところはいろいろ目につきますが、視線移動についてはかなり予想どおりな感じに設置できているのではないかと思います。ハロゲン照明が4灯も用意されているのが嬉しい誤算でした。もう、照明調整しまくり。
問題は感想帳(とは名ばかりの作品の一部となる日記帳)を手にとって見てくれるかどうか。そこがうまくいけば長滞在時間、印象付けが強く出来る気がします。まぁ、ブース数が多いのであまりそこまで見てくれる人はいないとは思いますけどね……。

ちなみに御苗場の会場条件はかなり良かったです。しっかりした白壁が標準で、2ブース頼めば継ぎ目もなくつながった状態の壁でしたし、1ブースあたりハロゲン照明が2灯設置されています。それでいて4日間で20k/ブースの参加費なら破格です。というか運営可能なのか?
○ザイン○ェスタとか、G○IS○Iとかの出展料がぼったくりにしか思えない……。御苗場良いよ、御苗場。まぁ、販売は一応ありませんが。
来年もあるならぜひ参加したいと思います。

ガムプリントよりゼラチンプリントの方が楽らしい。

古典印画法に興味を示す。
にて紹介したThe Chiba System 千葉方式の論文を読んでみました。

もともと絵の具を使って好きな色のプリントを作ることができるということからガムプリントに興味をもって調べ始めましたが、ガムプリントの一般的な処方では「重クロム酸アンモニウム」とう毒劇物を利用するため、もっと安全な方法を探し始めました。
そこで見つけたのが「The Chiba System 千葉方式」です。欲しい情報は処方と処理方法なので論文の該当部分(Chap.4-3,6)を読んでみました。
ざっくり要約すると以下のようになるようです。

そもそもガムプリントとは異なる化学変化(モノマーに紫外線を当てて重合反応を起こしてポリマー化させるそうな……よくわからん)を利用します。
ゼラチンを使う処方と、アラビアガムを使う処方を実験した。
アラビアガムを使う処方よりも、ゼラチンを使う処方の方が簡単、きれいで良い感じ。

ゼラチンでの処方は以下のとおり。

  • 0.3g ゼラチン(論文中では「ゼライス」を使用?)
  • 0.1-0.8g 絵の具(論文中ではホルベイン透明水彩のランプブラック)
  • 0.15g クエン酸第二鉄アンモニウム(貧血用の鉄剤、栄養ドリンクにも入ってる)
  • 水をくわえて10gに。
  • 塩酸を加えてpH4にするとなおGood。

この処方でだいたい六切り1枚分。
手順は以下の通り。

  1. 支持体(紙など)の裏にまんべんなくゼラチンを塗布
  2. 支持体をガラスに貼り付ける
  3. 支持体の四隅を耐水テープ(ガムテとか?)で固定する
  4. 滲み止め(サイジング)として支持体表面に3%ゼラチン溶液を塗布
  5. 扇風機で乾燥
  6. 上記の処方で、ゼラチン溶解→絵の具、クエン酸第二鉄アンモニウム溶解
  7. 薬品を支持体にブラシで塗布
  8. はみ出たり、塗りすぎた分を別のブラシでふき取る
  9. さらに別のブラシで軽く表面をならす
  10. 太陽光で5分ほど密着焼き
  11. 0.3%過酸化水素水(市販のオキシドールの10倍希釈)に5秒ほど浸す
  12. 40度ほどのぬるま湯で未露光部分を洗い流す
  13. 扇風機で乾燥
  14. EDTA溶液に浸す(でも高いので省略可能?)
  15. 耐水テープを外して、裏面のゼラチンも洗い流す
  16. 扇風機で乾燥

多重プリントしたい場合は4から13を繰り返せば良いらしい。
意外と簡単かな、EDTA溶液を省けるかどうかが問題か。Fe-EDTA高いよ……。
ガラスはアクリルでも良いかな?ガラスだと間違いなく作業中に割る……。
絵具はホルベインではなく、贅沢に手持ちのウィンザー&ニュートンを使ってみようかと。
単層プリントならサイジングにアクリルジェッソ使えば紙以外(石、板など)にもプリントできそうだ。クリアメディウムなら多重プリントもいけるか?
ヒバ材へのプリントがしたい。けど、ヒバ材ってどこで売ってるんだろう。A5~A4程度の大きさの板材が安く買える店があるとよいのだけど……。

ジッツオの新作が発表されました。3型3段アルミ三脚がほしい。

タイトルの通りですが、ジッツオの新ラインナップが発表されてます。

この中のGT3330がまさに求めていたモデルです。GT2330を店頭でみて「かっこいいなぁ、ほしいなぁ、でも2型じゃ今のエイブル300と大差ないし大判に物足りないなぁ」と思っていたのですが、3型モデルが出ました。しかもアルミなのに30%軽量化!
実際に店頭で持ってみるとわかるのですが、ジッツオの三脚はアルミのくせに軽いんですよね。そのくせシッカリとしたつくりだし、カーボンのように酷使しても折れることはなさそうだし(曲がることはあるだろうけど)。
ほしい三脚ですが、三脚に80k弱は出せません……。

古典印画法に興味を示す。

御苗場の準備をサボってゴム印画(ガムプリント、Gum Printとも)について調べています。
いわゆる古典印画法(オルタナティブプロセスとも)の一つで、絵画っぽい仕上がりになるのが特徴です。→flickrでの検索結果。

しかし、同じオルタナティブプロセスでも人気のあるプラチナプリント、パラジウムプリント、サイアノタイプなどと比べて情報量が少ない……日本語情報はほぼ皆無でした。英語サイトも探してみると入門ページがありました。→Billymabrey.com – Gum Tutorials

しかし、このガムプリント、重クロム酸塩アンモニウムという劇薬指定、公害の素が使用されているのが問題。なんとかこれを回避した処方がないかなぁ、と探していたらやはりありました。
The Chiba System 千葉方式 A Non Toxic Alternative to the Dichromate Processes(論文はPDFでダウンロードできます)
著者の小林裕幸教授の紹介は→こちら。
日本写真学界誌の第70巻2号に寄稿された論文のようです。
ひとまずこの論文を読んで実験してみようと思います。

にしてもこの論文の情報もmixiのコミュニティに書かれていた、というのを人づてに教えてもらったのですが、こういう情報の閉塞性(mixiに入らないとわからない情報)があるとmixiの存在が罪悪に思えて仕方がありません。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その3。ブース番号070。

御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。
御苗場 in フォトイメージングエキスポ2009の準備。その2。
の続きです。

今日はエプソンショールーム「エプサイト」に併設されているプライベートラボでプリントを行ってきました。
というか朝までデータ作り&テストプリント→仮眠→家を出る直前までデータ調整、とか相変わらずのギリギリ作成。さらにその間に荷物とか届くし(これは別途エントリ書きます)。

で、初めてプライベートラボでPX-9550を使ったのですが、プリンタドライバのクセをつかむのに2時間ほどかかりましたが、プリント速度も結構速く、使いやすいプリンタでした。というか非常に欲しい。置く場所ないけど。
プライベートラボの利用レポートはまた別途書きますが、初利用で出展直前に1日だけで済まそうと考えたのは危険でした。午後利用(14:00-16:00、18:00まで延長可)だったのですが、10分ほど時間超えてしまいました。ごめんなさい、エプサイトのスタッフ様。

印刷したのはB0ノビを1枚、全紙を5枚(A1ノビ3枚分)。利用料、紙&インク代合わせて16kほどでした。自分でプリントできてこの値段というのは非常に安いと思いました。しかも10%ポイント還元付だし。元採れているのかな?

帰りがけに世界堂でスチレンボード(発泡パネルってこういう名前だったのね)を買いあさってきました。さすがに大量になるとスチレンボードでも重いですね……。
帰宅ラッシュ時間帯の新宿駅から日暮里に帰宅したときにはあまりの疲労でバタキューしました。
さて、残った作業は

  • パネル張り
  • 赤帽予約
  • 感想帳作り
  • 名刺づくり

といったところ。今回は気合いが乗っているので準備が順調です。

ちなみに今回の出展作品は6枚組の組写真1点勝負です。他には過去作もブックも持ち込みません。今回の展示ではブース内配置も含めて1作品という考えで臨んでいるので余計なものは入れたくないのです(自己紹介パネル、感想帳ですら表現意図に組み込むつもり)。
今作は前回好評だった組写真『帰路』から2年を経て、新作の組写真作品となります。ブース含めて作品とするのは写真作品で見る側とのインタラクティブなコミュニケーションを気づくことができないものか、という試みのためでもあります。

ちょっとだけネタばれすると……
表現意図のひとつに「時間の流れ」があり、それを効果的に感じ取ってもらうために、写真自体を工夫することで見る側の視線移動を誘導し、また展示に対する行動の流れを誘導できるような工夫をしている……つもりです。
「まんまとやられちまったぜ、ジョニー!!(だれ?)」と思ったら、オーディエンス投票もあるようなので、投票していただけると幸いです。

そんなわけで続きはまた今度。